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先週末は最高気温が30度と、真夏の気温となりました。もう六月初旬の気温ではありません。このまま温暖化が進めば、青森県の特産品がリンゴからミカンに変わるという話を聞きましたが、現実味を帯びています。
さて、GWに愛知から長男夫婦が孫たちを連れて帰省しましたが、長男の奥様の御両親より宅急便が届き、中を開けてみてビックリ!!。日本酒が二本。それも円柱状の紙筒に入っており、なかなかの物々しさ。愛知県から送られてきたお酒が、隣県岐阜の日本泉酒造が醸す『特別本醸造 織田信長 大吟醸ブレンド』でした。帰省中に親子で呑んで下さいという、有難いご配慮に感激です。
この酒蔵は創業が江戸時代末期ですが、日本泉酒造となったのが1948年で、もともとJR岐阜駅の側にありましたが、二十年ほど前の駅前再開発により移転を余儀なくされました。しかし、仕込み水が良質で手放せなかったため、元の酒蔵の場所に建ったビルの地下に蔵を移しました。地下では一年を通して気温が安定しいるため、新たに四季醸造に舵を切りました。主力酒は蔵名を冠した『日本泉』です。
紙管に入って 武将シリーズ
織田信長 酒色は透明
今回のお酒は、日本泉酒造の武将シリーズで織田信長の他に豊臣秀吉などがあります。日本酒が二本届いたと書きましたが、もう一本が濃姫でした。
『特別本醸造 織田信長 大吟醸ブレンド』の酒米は「ひだほまれ」「あきたこまち」「山田錦」のブレンドで、60%に磨いて使っています。仕込み水は長良川の伏流水を、ビルの地下から汲み上げて使い醸しています。醸造アルコール添加の本醸造ですが、大吟醸ブレンドで特別本醸造としており、日本酒度+3、酸度1.4、ALC16~16度に仕上げました。
蛇の目に注ぐと酒色は透明で、香りは仄かにアルコールの香りが。口に含むとスッキリとした呑み口で、淡麗辛口の新潟のお酒のよう。少しの甘さと酸が混在し、大吟醸ブレンドを物語っています。呑み込むと酸と苦みでキレました。この手のお酒は料理に合うんですよねぇ。料理を美味しく頂きながら、永遠に呑めるお酒でした。
届いた箱にはもう一本、姉妹品の『濃姫』が入っています。これから楽しみに呑ませて頂きます。そして円筒の容器は何かに使えそうですが、何に使ったら良いのか考え中です。この辺がジジイですねぇ。♪
\(。・_・。)ノ