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昨年の11月に収穫した大根を、食べきれないので畑の土の中に埋めて保存しておきました。ウチの奥様は「土の中で溶けて無くなっているんじゃない?」と申しておりましたが、4月某日スコップで掘ってみると固くしっかりとした大根が出て参りました。おでんにしようか、大根おろしにしようか、大根百珍とも云われる素材なので、どんなお料理になるのかとても楽しみです。先ずは大根おろしで食べようか。
ネコの額を掘る ほ~ら大根が
さて先日、ウチの奥様とお刺身を買いにスーパーへ向かう途中で、「でも、お刺身は八食センターがいいよね」と言い、「お酒も買ってあげるから八食にいきましょう」とも言われ、気の変わらないうちに八食センターへとハンドルを切りました。
休日の八食センターは激混みでしたが、鮮度抜群で1パック600円のお刺身が、3パック1.200円と激安でした。そわそわしながらお酒売り場へ到着し日本酒を物色していましたが、奥様が「気になっていたお酒があったのよ~」と『翠玉特別純米無濾過生』をチョイスしてくれました。
このお酒を醸す、秋田県湯沢市の両関酒造の創業は明治七年で、酒蔵の名は刀剣に由来し、東の大関は「正宗」、西の大関は「宗近」にあやかり、東西に跨がる酒蔵界の大関(当時は最高位)となるようにと『両関』にしたようです。現在の主力酒はこの『翠玉』と入手困難酒の『花邑』です。
『翠玉』の酒名は、エメラルドのように非常に繊細なお酒と云う意味で名付けられており、『十四代』の高木社長から技術指導がなされた『花邑』の、その技術を引き継いだお酒が『翠玉』でした。
特別純米翠玉 エメラルド
裏書をどうぞ 酒色は透明
酒米は麹米、酒米ともに秋田県産米を55%まで削って使用し、酵母は自社培養酵母を使って醸しています。仕込み水は、栗駒山系から流れ込む皆瀬川の伏流水で、名水百選にも選ばれた「力水」により、ゆっくりと静かに発酵させる低温長期醸造法で醸した、濾過していない生酒でしかも原酒です。日本酒度は-4.1、酸度1.5、ALC16度と、数値上は甘口のお酒となっています。
蛇の目に注ぐと酒色は無色透明で、香りは清々しく仄かに吟醸香が。口に含むと爽やかで、甘さが程好く酸味も穏やかに、旨味のある酸。呑み込むと咽喉の奥に小さく灯ったように辛さを感じます。キレも良く旨味がたっぷりと・・・と思っていたら、ず~っと後に苦味がやってきました。一週間後に残った二合を頂きましたが、酸味はそれ程尖っておらず、旨味が増したように感じた次第です。
大根はあと6~7本が土中に埋まっており、しばらく買わなくても掘ればよい状況にあります。小さくても畑があって良かったと思えます。そしてそれが、今年もまたいろんな野菜を育てようという気持ちに繋がります。♪
\(。・_・。)ノ