いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 当小幡建設日本酒クラブの会長がある会合で、八戸酒造(株)の駒井専務とご一緒した際、「酒蔵見学にいらっしゃいませんか」とお誘いを受けたとの事で、社交辞令とも思わずに事務局の私はホイホイと第7回の日本酒クラブに企画してしまいました。 3月中旬、酒蔵見学当日は18時30分集合。会員16名が防菌のための白い服を羽織り白いキャップを被って、蔵人の精鋭田村氏の案内のもと酒蔵へ突入しました。八戸酒造の創業は古く、1775年(安永4年)とのことで、江戸時代から代々続いている酒蔵は全国でも希少です。また、煉瓦造りの建物は大正期にスコットランドから鉄骨、煉瓦を輸入し造られたもので、青森県初の『景観重要建造物』、そして国登録『有形文化財』にまで指定され八戸の大切な財産となっています。
田村氏の説明を聞く参加者 華吹雪は青森県ブランド
蔵の中はお酒の匂いが漂い、日本酒好きには堪らない空間を醸しています。そして迷路のような通路を右に左に、階段を上がったり下がったり。途中、松尾様を発見。松尾様とはお酒の神様で、京都最古の松尾大社を指し、酒造第一祖神として全国より酒樽が奉納されています。 「松尾様」は全国共通の酒の神 麹部屋には仕込んだ麹が 八戸酒造の酒造りは、原料である米を全て青森県産の酒米「華想い」「華吹雪」や食用米の「むつほまれ」等で賄っており、また酵母も青森県酵母をベースにして、仕込み水は蟹沢水源からの地下水を使用し、オール青森で造られています。田村氏に蔵内の先々で洗米から蒸し、麹造り、酵母造り、タンクでの仕込み、圧搾、瓶詰め等、工程の説明を丁寧にして頂き、お酒造りの大変さを再確認させられました。陸奥八仙の美味しいお酒は手間を存分に掛けて出来上がっていました。また、本当にお疲れ様です。最後は全員で記念写真。 タンクに醪が一升瓶で2000本分 イチオシの八仙「赤」 圧搾の説明で咽喉が鳴り 最後は蔵の入り口で集合写真を 蔵の見学を終えいよいよ懇親会のイベント会場へと移り、後半の分は次週へ続きます。次週もぜひご覧ください。 \(。・_・。)ノ