いつも当ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。 私は先日、駅のホーム内での工事のため、久慈市に行ってきました。八戸から約60kmと車での通いはとても疲れますが、到着して久慈駅前デパートを見ると・・・あれ?。 久慈駅前のデパートに・・ アキちゃん、ユイちゃんだ~ 今回ご紹介するお酒は、今や「醸し人九平次」がビックネームとなった株式会社萬乗醸造より、名古屋市の秋貞酒店のために造られた『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』です。 秋貞酒店のために・・ということは、ある事情がありそれ以外のどの酒屋さんでも扱っていない「別注」という希少なお酒で、昨年末に名古屋の長男から「『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』っていうお酒、いる?」と連絡が入り、二つ返事で「絶対、絶対、絶対要る!!」と答えたところ、予約が必要とのこと。また、数が少ないので当たるかどうか分からないとの事でしたが、無事に2月19日到着便(クール便)で届きました。 『別注 醸し人九平次山田錦 うすにごり 純米吟醸』の肩ラベルには《EAU DU DESIR》(希望の水)のフランス語で記載され、このお酒から「希望」というエネルギーを感じて欲しい、飲んでいる皆様にとって「幸」多いものになれば・・とのこだわりが。 肩ラベルの生が泣ける 緑の文字で別注うすにごり 裏書にはフランス語でも 造りは酒米王者山田錦を100%使用し50%を精米して醸したうすにごりです。呑み頃は3月5日とインターネットに記されており、開栓後の新たな熟成を楽しむために、数回に分けて呑んでみて下さいとも。 先ず3月2日。開栓すると微かな吟醸香で、フルーティさも感じます。ぐい呑みに注ぐとうすく濁っており、そんな「希望の水」を呑んでみると舌にピリピリ感。口内も少しピリピリ感。フルーティと酸は両雄並び立たずかと思っていたのに、それを成し遂げた美味しさ。口の中が発泡し膨らむような若さを感じます。 続いて3月6日。熟成したのでしょうか、栓を開けたからかピリピリ感は薄れ、ジューシー感、フルーティ感が増しています。この後に『太平山 天巧』を呑んだのですが、あの美味しさは何処に・・という感じ。九平次恐るべし。 最終は3月9日。飲んだ途端にフルーティさが前面に出て、山田錦の米の旨味が伝わります。酸味が気にならずキレもグッと良くなっていました。やっぱり九平次だなぁと感嘆しました。 ぐい呑みは小樽ガラス 薄く白い滓が見て取れます 今回のぐい呑みは小樽のガラス工房で購入したもので、厚手のガラスの手触りと口当たりが良く、お酒を頂くのに気持ちが入る逸品です。安かったけど。でも、値段より思い入れでしょう。お気に入りのぐい呑みで、お気に入りのお酒は堪りません。 \(。・_・。)ノ