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お盆休みで帰省していた長男夫婦と孫たちが愛知へ帰ってゆきました。仙台辺りであれば、あとでおじいちゃんが送ってゆくからもう少し八戸に居たら?と云えるのですが、愛知は遠いからなぁ。現在は孫ロスになっています。
さて先日、愛知県に住む長男から「父の日」のプレゼントが届きました。以前呑んで美味しかったと思っていたお酒だったので、喜びも一入でした。チョイスがいつも違うのは、オヤジが呑んだ事のない酒を呑ませたいと考え、当ブログを参考に購入してくれたと思います。ありがたや、ありがたや。
今回届いたお酒は、愛知県西尾市で創業明治36年の山崎合資会社で醸す『 奥純米吟醸原酒 夢山水十割 』です。屋号が「尊皇蔵元」で、主力酒は『尊王』『尊皇』と、平成14年から発売した『奥』となっています。う~ん、それらしい酒名。
そもそも愛知県の濃い味噌味の土手煮や味噌カツ、うなぎの蒲焼などに負けないようにと、辛口のお酒を造っていたのですが、時代の流れに合わせたフルーティでジューシーな味わいの酒造りに挑戦し、出来上がったお酒がこの『奥』でした。『奥』の酒名の由来は、「日本酒の“奥”が深まった」という想いを込めて名付けられています。
父の日ラベル 奥夢山水
裏書をどうぞ 酒色は透明
酒米は奥三河の山間部でごく僅かを契約栽培しており、「山田錦」と「中部44号」を交配させ完成させた希少な酒米「夢山水」で、掛米麹米とも100%使用しています。仕込み水は三ケ根山麓からの軟水の伏流水を使い、アルコール度数18.5%のお酒です。残念ながら酵母や日本酒度などのスペックは非公表となっています。
グラスに注ぐととろみがあるようにも感じます。酒色は透明よりはやや琥珀色か。香りは清々しさの中に少し酸が立っている香り。口に含むとアルコール度数の高いのが分かる呑み口で、原酒だ!と主張しています。先ず仄かな甘さで直ぐに酸と辛さがきました。舌が辛さで膜を被ったように痺れ、それから原酒の旨味を感じます。後味も辛口でキレて、口腔にそして舌に辛さが残りました。総じてインパクトのある旨味でしょうね。
愛知県は大都市名古屋を抱えており、手に入らない日本酒は無いんでしょうね。うらやましい限りです。私も健康でボケずに長生きして、まだまだお酒を送ってもらうぞ~‼。おー‼。♪
\(。・_・。)ノ